”壊し屋”に戻った小沢一郎 - Free Ride 2.0 ネットで自由生活主義

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小沢さんは、民主党の党首になったとき、あれほど”まず自分が変わる”と言っていたのに、結局、元の壊し屋に戻りました。結果から見れば、福田内閣というか、自民党にいいように首をとられました。

自衛隊の給油再開問題で国益に適った対策として「国連の同意」を要件とするなど、民主党の政策を反映させたければ、この問題に関して政策協議をすればいいのです。それが、どうして自民党との連立まで話が飛躍してしまうのかは、私には理解できません。

小沢氏は、その方が結果的には、民主党の政策を実現し、２大政党への近道に繋がるというのであれば、それこそ給油再開へ向けて政策協議をやればいいじゃないですか？

最悪なのは、民主党は、政権運営能力がない、次回の衆議院選挙で負けると言ったことです。これでは、民主党をぶっ壊したに等しい。与党である自民党から、自分で飛び出し、新進党も壊しておいて、今回もまたこれじゃ、本当にいかがなものでしょうね。

せっかく民主党をここまで持ってきたのに、これじゃ、今までの壊し屋のままじゃないですか。小泉チルドレンとの政界再編？なんて記事も飛び出していますが、これじゃ、もう政界でこの人を信頼する人はいなくなります。

福田首相との約束が果たせなかった以上、代表を辞任するまでは、かまわないと思います。しかし、自分が辞める会見で、あの発言には、納得できません。これじゃあ、自身も指導者たる能力がありませんと、自ら認めているに等しい。

今回の問題は、民主党というよりも小沢一郎氏に正直、がっかりしました。政治の世界は、一瞬先は、闇です。