自衛隊員は命のやり取りをし、事務次官は金のやり取りをする

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(読売新聞より)

衆院テロ防止特別委員会(深谷隆司委員長)は29日、守屋武昌・前防衛次官の証人喚問を行った。
 守屋氏は航空・防衛分野の専門商社「山田洋行」の元専務によるゴルフ過剰接待などについて、自衛隊員倫理規程に違反したとして謝罪し、退職金返納を検討する考えを示した。
 ただ、防衛装備品調達をめぐる元専務側への便宜供与などは否定した。元専務との宴席に防衛長官経験者が同席したこともあったと認めたが、氏名は明らかにしなかった(読売新聞

この手の問題は、表に出ている部分の裏に政治的な権力闘争、思惑や陰謀が隠れているものです。それが何かは、僕にはわかりません。守屋前・防衛省事務次官が権力を失い、その影響力を残そうと画策していた矢先での証人喚問、なにやらきなくさいものを感じます。

ただ、実際に、こうした不透明な癒着があったというのも事実であり、一国民として国の防衛・安全に不安を感じます。

僕の親戚の中には、自衛隊の潜水艦乗りがいます。彼は、実際に命を懸けて、国を守っているのであり、そうした自衛官のトップが不適切とも言える業者のとの癒着関係を白日の元にさらした今、どう思うのでしょうか?

彼は、妻や乳飲み子にどこに行くかも告げることができずに(防衛機密)、何ヶ月も海に出なければりません。もし、交戦状態となった場合は、その命を失っても、亡骸すら戻らない場合があるのです。

国防は、国民の生命と財産を守る重要な役目であり、その担い手である自衛隊員が、命のやり取りをする可能性は、戦争状態にある国と異なりません。その意味で、防衛省は、他の省庁とは異なります。

その長である、防衛省事務次官が、休日とはいえ、ゴルフやマージャンを特定の業者と楽しみ、しかもその代金を持たせていたという癒着関係があるというのは、どういうことなのか?

今までは、自衛官の機密情報漏洩が指摘されてきました。そのトップたる事務次官までも癒着関係の指摘を受ける防衛省には、組織としても、なんらかの問題があるのは間違いがなさそうです。

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