仕事が最近はかどりません(涙)

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やらなきゃいけないこは、わかっていても、真っ先にやるべきことを、一番最後に手をつける。この売り上げのデータまとめなきゃいけないんだけど、明日が決算の締めなのに、まだ手をつけていない...とか。

そんなときは、たいがい「やる気が足りない」と、周りからは言われます。でも実際は、「先送り」している間にやっていることの方が、手間のかかる仕事だったりすることがよくあります。たとえば、僕の場合、期限の迫った書類書きを「先送り」にして、クレーム処理をしはじめたりといったことです。

この「先送り」の対象に「大切な仕事」が選ばれがちな理由は、いったいなんなのだろうと考えました。

「やらなくちゃいけなくて、大切な仕事で、時間も迫っている仕事ほど、最後の最後まで手がつけられない」という、マーフィーの法則のようなことが実際は、多いですよね。

結論として、行き着いたのが、(1)「自分で成果を見通すことがひどく困難なこと」であり、(2)「重要度を理解できていない」ということです。

一定の形まで成果を整えることはそう難しくなくても、「最後までやり遂げる」ことはたいがい困難なものです。そうした仕事に見通しを求めるのも自然のことです。成果の保障のない可能性を想像しただけで、やる気は萎え、何か他の、「やり遂げなくてもいいこと」に手を出したくなってしまうのです。つまり、大切な仕事とは、たいがい成果を見通すのが難しい問題である場合が多いのです。

こういうわけで、とりあえず何かを始める際には、細切れに短期的な目標を設定するようにしています。私の場合なら、可能な限り、1日ごとの短期目標をイメージしながら、たとえば1ヶ月ごとに、詰めていきます。そして、その短期目標にちゃんと近づけているかどうかを、こまめに確認を取るようにするのです。その際、重要度も見直しするようにします。重要度も状況によって変化するからです。

このためには、仕事に早め早めに取りかかるに超したことはありません。取りかかる日にちを遅らせれば遅らせるほど、ますます先送りにしたくなるという、マーフィの法則のような悪循環に陥るからです。

次回は、より具体的な目標管理についてお話します。

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