故富田朝彦・元宮内庁長官が書き残した「富田メモ」(日記、手帳)について、日本経済新聞社が設置した社外有識者を中心に構成する「富田メモ研究委員会」は30日、最終報告を提出した(日経新聞)。

僕は、戦争は、人類が繰り返す愚かな行為で、その責任者は、たとえ勝者であっても、責任を負うべきだと考えています。だから、A級戦犯は、靖国神社に合祀されるべきではありません。

東京裁判が、戦勝国によって裁かれたものだとしても、公式にはA級戦犯には、日本を戦争に導いた責任、そして敗戦たらしめた重大な責任があります。それを英霊の御霊とともに、いつのまにか合祀してはなりません。それが、日本が世界に示すけじめであると思います。ドイツがナチス政権指導者を国家として祀るでしょうか?日本も、戦争責任が誰にあるのか明確に示さなければなりません。

憲法改正論議が起きています。日本国憲法第9条には、自分なりの考えがあります。日本は、敗戦後、戦争に直接当事者として関わらなかった栄光の歴史を積み重ねています。しかし、残念ながら現状と合わない部分もあるのかもしれません。ここで、あえて第二次世界大戦の敗戦国としての重みを感じ、憲法記念日をむかえようと思います。

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