自民、落選組一部の年内復党も…現職11人は内定との報道がありました(読売新聞)。

自民党も国会運営の戦略的見地から見れば、今回の復党はメリットが非常に大きいと思います。

まず、自民党議員の衆議院占有率を上げることができます。いわば大勝した前回の衆議院選挙の議員数をさらに11議席、二重取りできるわけです。

実質的にも、政党交付金が、11人の復党で2億5000万円の増額となります(日経新聞)。

おまけに、復党議員には、今度逆らったら除名するよ、という首に縄をつけることもできたわけです。これら11名の復党議員は、いわば自民党の犬に成り下がったわけですね。

僕は、この復党自体は、賛成でも、反対でもないのですが、もう少し、復党議員の意見を聞いてみたかったですね。みんな押し黙っておとなしくしています。まあ、今回の件で相当痛い目にあったからでしょうね(笑)。

平沼議員は、誓約書は提出できないと一人、提出を拒みました。私は、一つの見識だと思います。

日本経済新聞世論調査によると、57%が復党に反対との意見を述べているようです。

安倍首相は、見た目はソフトですが、現時点で、国家権力の圧力は様々なところで強まっています。強面のダブル中川が脇を固め、さまざまな施策を施すでしょう。

我々国民は、現在の政権に対してしっかり見ていかねばならないし、選挙によってしっかり主権を行使すべきですね。自らの国民主権を行使しなければ、都合が悪いとすぐに審議拒否するむかしの社会党と同じになってしまいます。

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