KDDIは2日、ソフトバンクモバイルが「通話0円」などと宣伝している広告表示について、景品表示法違反の疑いがあるとして、公正取引委員会に調査を求める申告書を提出したようです(読売新聞)。
KDDⅠのこの対応は、企業戦略を法務レベルで実現したもので、あきらかなソフトバンクモバイルに対する攻撃ですね。当初、守勢にたたされていたと思われた大手キャリア側からの反撃です。
料金を軸に、積極果敢に攻めたソフトバンクモバイルの次の行動が注目されます。もちろん、一度損なわれた企業の信頼感を取り戻すことが急務ですが。ソフトバンクは、これから総務省や大手キャリアとの仁義なき戦いに入っていきます。