ソフトバンクモバイルは10月23日、携帯電話の利用料を大幅値下げする新料金プランを発表しました(ロイター)。すばらしい、の一言です(笑い)。

日経新聞より)

これぞ、孫正義社長、といったところですね。

実は、僕、「大人のソフトバンク」発言には、がっかりしたんです。ソフトバンク「お前もか」って。でも、見事にだまされました。

ソフトバンクは大人になりきれませんでした」には、大爆笑です。ソフトバンクが大人になったら、つまらない。やっぱり既存の企業文化に対する、良い意味でのアンチテーゼというかマーケット・キラーになってほしい。

会見した孫正義社長は「ドコモやau(KDDI)はもうけすぎ。先進国のなかで一番高いと言われている日本の携帯電話市場をゼロからリセットしたい」と述べています。

同社の有利子負債はボーダフォン買収で2兆円程度にふくらむようですが、孫社長は新料金を導入する財務的裏づけについて「十分に計算した。1人あたりの利益は下がるだろうが、(負債の)元本と金利を払える範囲でやる」と語るあたりは、大実業家たる所以でしょう。

日本が、ブロードバンド通信において、世界有数の低価格国になりえたのは、ソフトバンクのおかげなんですから。

久々にビジネス・ニュースで胸のすく思いがしました。さっそく、僕も携帯電話をソフトバンクに乗り換える検討をはじめます。

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