環境問題は、政治家に任せても、あんまり意味がないという証明です。

50年後の二酸化炭素削減目標掲げて、「すべての温暖化防止に向けてのスタート」なんて得意げに言っても、すでに「遅れた対応」なわけで、いったい何をスタートしてんですかね?

福田首相、お得意のおとぼけ宣言でしょ。

地球温暖化は、私たち人間ひとり一人が、それぞれのスタンスで具体的に努力しなければなりません。その結果、政治家の行動を規制すべき問題であって、政治家が偉そうに、シャンシャンやっても、全く茶番劇で笑止千万です。

本当に、福田首相は、調整型政治家の典型的な人であって、まあ、戦略をもって、強力なリーダーシップを発揮することなんて不可能なんですね。

今回のサミットで明らかになったのは、作文官僚にしがみつかれ、その一方で、外交では、ブッシュ米国大統領に首根っこを捕まれている不都合な真実です。

不都合な真実という映画で映し出されているように、ゴア前米国副大統領が長年行ってきた環境活動こそ、政治家が、その信念によって、未来をリードするものです。


Flickr「Inconvenient Truth」公式ページより)

今回のサミットは、それぞれ各国首相が、環境問題にかこつけて、自らの政治的パフォーマンスに利用しているだけなんです。だから、具体的な合意なんか、何一つ決まるわけないし、その意味で、地域にお金が落ちる以上の意味はありません。

とにかく、ブッシュ大統領に首根っこ捕まれて苦笑いするだけの福田首相なんて、期待する方が無理で、笑いぐさですね。この状況を象徴する写真をロイターが配信しました(笑)。

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