新年早々、さえない日々が続きます...
今日のウォール・ストリート・ジャーナル誌(電子版)で"Why Japanese Stocks Fail To Grab Investor Interest"(どうして日本株は投資家を引きつけないのか?」と題する記事を読みました。
記事によると、その理由が、グローバル経済の先行き不透明感、そして欧米に比べ、日本の企業経営者の株主に対する配慮のなさ(aren't as sensitive to their holders...)、さらに依然として進まない経済再建(economic overhaul)の3点が投資家への重石になっているとしています。
今年に入って、日経225平均の下落率は、およそ12%、アメリカのダウ平均の6%に比べても、その弱さが際立っています。
ところが、昨日の額賀財務大臣の発言にもある通り、政治家の発言は、どれもにたりよったりで、リーダーシップが感じられません。むかしから日本は、”経済一流、政治二流”といわれてきました。やっぱり日本の政治家は、二流なのでしょうか?同じ日本人として、そうは思いたくはないのですが、小泉前首相に比べると確かに構造改革のスピードが鈍化している観は否めません。そして現在、経済すら一流と呼べない状況になってきているのです。
福田首相も、なにやってんだか見えてきません。まあ、これがこの人のやり方で、「ごめんなさい」なんていいながら、ちゃっかり重要法案を強制決議しているところが、本当に食えない人なんですね。抱きつき戦法が得意な、福田首相ですが、すでに官僚にも、すっかり抱きつかれています。→ランキング
もう、じいさん連中には、日本をまかせてられませんね。次に控えている連中も、自民党の谷垣氏なんかは、派閥主導の動きを見せています。安部首相が頓挫してから、どんどん日本社会が退化している感じです。
視線をアメリカに移せば、大統領の予備選挙真っ盛りです。おそらく次は、民主党から大統領が選出されそうです。オバマ候補がなるにしても、クリントン氏がなるにしても、彼らは、アメリカ当代きっての最高の人材です。
なんか、ほんとうに日本の未来を託せる”指導者”が見えてきません。そうしたすばらしい人材が、この日本に、絶対いるはずなんですが、現状では、旧守派につぶされているのでしょうね。
ほんとうに新年早々、さえない今日この頃です。ついでに、年末年始の市場で大もうけの後、大損を蒙って、僕もさえてません...(涙)。