最近、いろいろなメディアでロハス(LOHAS)ということばを聞きます。

ネットでちょっと調べてみました。

ロハス」とは、Lifestyle of health and sustainabilityという英語の略で、「健康と持続可能な社会に配慮したライフスタイル」といったところで、1998年のアメリカでの研究から導き出されたライフスタイルのモデルが元になっています(AllAbout)

日本では、2000年に日経新聞で報道され、その後「健康と環境を志向するライフスタイル」と意訳される中で、スローライフやエコに続いて広まった言葉のようです(Wikipedia)。

こうして徐々に世間に浸透してきた感のあるロハスという言葉も、ビジネスに絡んで、様々な批判があります。

例えば、『ソトコト』のトド・プレスと三井物産が中心となり「ロハス」のライセンスビジネスを試みました。ところが、大手企業の多くは、広告に「ロハス」を使うのを敬遠するようになりました。結局、マーケットへの露出は限られることとなり、結局、三井・トド側も「結果的に世間や多くの企業から反感を買ってしまった」として、5月、商標使用料をとるのをあきらめ、他社が使っても抗議しないと決めたようです。(朝日新聞 2006/06/14記事「ロハス、遅すぎた自由化」より)

そもそも、アメリカで一般的に使われるようになったことば(LOHAS)を商標として登録し、儲けようとする考え方自体、おかしいですよね。それにロハスの意味・コンセプトとまったく正反対ですよね。

こういう言葉は、自然と人々の間に広まるのが望ましいし、恣意的な商用利用に使われるならば、消えればいいと思います。

僕は、個人的に、健康で環境に優しい生き方は、決して他の人を傷つけないし、自分の生きる指針のひとつとして生活の中で生かしていきたいものです。僕がよく使うシンプルな生活もその中に含まれると思います。いや、日本にも伝統的あった生活様式だと思いますよ。

よろしければ、お願いします、ネットブログランキング