最近、少しづつ認知度が上がってきたネット外貨証拠金取引(以下 FX取引)について書きます。

ブログランキングでも最近話題になっていますね。

FX取引とは、インターバンク市場(銀行間市場)で行われている、取引単位「100万ドル」の外国為替取引を、一般の投資家にも参加しやすいように取引単位を「1万ドル」へ小口化し、それを10万円程度の担保資金(証拠金)で行えるようにした金融商品(ウィキペディア)です。

僕は、FX取引が現在多くの金融商品の中で、非常に魅力の高い商品ではないかと考えています。

なぜならば、通貨間に金利差がある場合、例えば円ですと10,000ドルあたりだいたい、100円前後のスワップ金利を多くの受け取ることができるからです。まだまだ日本円の金利は低いので、この受け取り金利スワップ金利)は見逃せません。

当然、証拠金取引ですから、レバレッジ効果を使って、5万から10万円で10,000ドルの取引が可能(10倍〜20倍)です。効率的に資金が使えます。

さらに、売り買い同時に取引が可能なので、景気の善し悪しに左右されません。今、株式は、調整局面とはいえ、一時の活況時の勢いはありません。その点、為替取引自体は、対象通貨の値段が高い低いの関係がないのです。

数あるインターネットFX業者の中で、僕が使っているのは、FXCMジャパンです。

FXCMジャパンは、手数料が無料で、スプレッドも安く、しかもトレーディング・ツールが使いやすいのです。ただ、ここはコストを安くすためか、不安に感じるほど、顧客をほったらかします(^_^;)が…

FX取引に不慣れな人は、以下のところからデモトレードで慣れることを強くおすすめします。不慣れなために損するのは、ばかばかしいですよね。
FX On Line デモ・トレード
FXCMジャパン

こうしたデモトレードで、無料でしかも24時間、実際にFX取引を体験できます。これで、自分にあうかどうか、実際やってみて、投資をするかどうか判断したらよいと思います。

僕の場合、為替に関しては、商社時代に、仕事の一環として為替を扱っていたので、比較的なじみがありました。当時、会社単位では、100万ドルが取引最小単位で、為替予約は財務部を介したり、あるいは直接銀行とやるんですが、電話も録音され、最初は緊迫感がありました。

そんな一部の組織や個人に限られていたFX取引もネットが普及するにつれ、一般の個人投資家の間にも広がってきました。当初は、一部の悪徳業者によって、社会問題化(お年寄りを騙すなど)した、あやしいイメージがつきまといました。

しかし2005年7月の金融先物取引法の改正により、外国為替証拠金取引業者は、顧客から預かった資産に対し金融庁指定の金融機関での預託、もしくは信託により分別して管理を実施することが義務付けられています。電話勧誘も禁止されています。この点でも、安心ですね。

ただし、当然、特有のリスクも存在します。FX取引は、各国間の政治状況や経済政策に強く影響を受けます。レバレッジも株式取引と比較にならないくらい大きい、金融商品です。そして、何よりも取引会社との相対取引のため、取引会社の選択は、証券会社以上に、慎重でなければなりませんね。

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