安倍政権が本格的にスタートしました（朝日新聞・読売新聞）

まだ、新政権がスタートしたばかりなので、なんとも言えません。印象は、非常にはつらつとした、清新な政権というものです。

まず、安倍首相が格好いいですよね。歴代の首相と比べても、非常にスマートというか、戦後生まれの首相といった趣です。ちょうど、４０歳代で大統領に就任したクリントン大統領と印象がダブるのは僕だけでしょうか？

昨日、主要ポストが決定しました。中には、よく知らない方もいらっしゃいます。これからが見ものです。

さて、少し不安な点ですが、あれもやりたい、これもやりたいで、何にフォーカスしている内閣なのかよくわかりません。小泉政権が最初から「構造改革」「郵政民営化」を旗印に、それが終始一貫していたのに比べて「美しい国、日本」を作る内閣ではぼんやりしすぎですね。

まだ政権に対する周囲の目があまいうちに、はやく日中外交などで、目に見える成果を出せるかどうかにかかってくるでしょう。

クリントン大統領は、政権初日に自分のスタッフに「さあ、４年後の選挙戦のスタートだ」と述べたとは、有名な話です。