自民党の後藤田正純衆院議員(37)が5日、金融庁が同日発表した貸金業規制法などについての改正案に反対して内閣府政務官を辞任すると表明しました(朝日新聞)。

僕は、非常に立派な決断だと思います。最近、こうした政治家としての責任や信条を明確にするす人が少ないだけに、後藤田氏の対応はもっと注目されるべきです。

実際、多重債務者の問題は、少額の債務を重ねるが故に、多重になるのであり、少額の債務に限って、高額の金利を認めては、まったく問題の本質を見誤るばかりです。これでは、この法案は、実質骨抜きになってしまいます。

我々は、金融庁の対応にもっと注意しなければなりません。自民党も、だれがこの法案に賛成しているのか公にしてもらいたい。

最近、小泉首相の退任を受けて、保守反動勢力の巻き返しが甚だしい。

後藤田氏の決断は、もっと賞賛されるべきです。僕は、女優との結婚などといった華やかな側面ばかりがマスコミを賑わすにつけ、典型的なジュニア政治家との印象を持っていました。さすがに、「カミソリ後藤田」のお孫さんです。

彼の政治家としての今後に大いに期待したいです。

お役に立てたら、今日もポチッとお願いします、ネットブログ・ランキング!